目次
🎯 あれ?なんでも高い…?
その理由、円高・円安かも?やさしく解説!
🛍 最近、なんでも高い?それ、“円安”の影響かもしれません
スーパーに行くたび、ふと「また値上がりしてる…」と感じることが増えてきました。
もしかするとその背景には、“円高”や“円安”といった為替(かわせ)の動きがあるかもしれません。
この記事では、ニュースでよく聞くけどわかりにくい「円高・円安」について、
ぴーくまがやさしく、わかりやすく解説します。
💱 パート②|円高・円安ってなに?
たとえば、海外のチョコを買おうとしたとき…
- 💵 1ドル=100円なら → 100円でチョコが1個買える
- 💵 1ドル=150円なら → 150円出さないとチョコが買えない
この違い、実は「円の価値」が変わっているということ。
- ✅ 円高=円の価値が上がっている(少ない円で多くのドルが買える)
- ✅ 円安=円の価値が下がっている(たくさんの円が必要)
この「円の価値の変化」は、為替レートの変動によって生じます。
ニュースで「円安が進んでいます」と聞いたときは、「外国のお金と比べて、円の力が弱くなっているんだな」と考えてみてください。
💡 円高・円安は、物価にも影響する
- 円高 → 海外のものが安く買える → 物価が下がりやすくなる → デフレの要因に
- 円安 → 海外のものが高くなる → 物価が上がりやすくなる → インフレの要因に
さらに、輸入や輸出にも影響します:
- 📦 円高 → 輸入はおトク/輸出は不利に
- 📤 円安 → 輸入は高くなる/輸出は有利に
👉 「インフレ・デフレって結局なに?」という方はこちらもどうぞ
🔗 インフレ・デフレとは?やさしく解説した記事はこちら
🏠 パート③|円高・円安で、暮らしにこんな影響が…
円高・円安って、なんだか遠い世界の話に思えますよね。
でも実は、わたしたちの「毎日の暮らし」にも、意外といろんな形で影響してくるんです。
🍞 食料品・日用品の値段が変わる
- 円高 → 輸入品が安く → 物価が下がりやすい
- 円安 → 輸入コストUP → 物価が上がりやすい
最近の「なんでも高い…」という感覚、実は円安の影響も大きいかもしれません。
⛽️ ガソリン・電気代にも影響
エネルギー資源の多くは海外から輸入されています。
そのため、円安になると、
- ガソリン代が高くなる
- 電気代・ガス代にも影響
といったかたちで、家計をじわじわ圧迫してきます。
✈️ 海外旅行・通販への影響
- 円高 → 外貨が安くなる → 海外旅行や通販がオトクに!
- 円安 → 外貨が高くなる → 航空券代や輸入品の価格が高くなる
🌐 少し未来の話:円安と“日本の価値”
ちなみに最近では、円安で日本のモノやサービスが海外から見て“安く感じられる”ことも増えています。
これは、日本の輸出企業にとってはチャンスでもあり、
副業で「海外向け販売」を考えている人にもプラスになることも。
🏦 パート④|円高・円安の背景にある“お金の流れ”のしくみ
そもそも、なんで円高や円安って起きるの?
円の価値(=為替レート)が変わる理由には、いくつかの「お金の流れの変化」があります。
その中でも、大きなカギを握っているのが…
🏛 日本銀行(にっぽんぎんこう)=日本のお金の司令塔
日本銀行は、日本で唯一の「中央銀行」で、わたしたちが日々使っている“お金”の流れを整える役割を担っています。
日銀は、なにをしているの?
日銀の主な仕事は、
- お金を発行する(日本円をつくる)
- 金利を調整して経済を整える
- 銀行同士のお金のやりとりを管理する
などです。
中でも「金利の調整」は、円高・円安に深く関係しています。
金利をどう調整するの?
📉 景気が悪いとき(=デフレ傾向)
景気が悪くなると、物価が下がり続ける「デフレ」になりやすく、人々の「お金を使おう」という気持ちも弱くなります。
そこで日銀は、利下げ(=金利を下げる)をして、
- 銀行からお金を借りやすくする
- お金を流れやすくする
ことで、景気を刺激しようとします。
📈 景気が良すぎるとき(=インフレ傾向)
反対に、物価が上がりすぎるインフレのときは、利上げ(=金利を上げる)をして、
- お金を借りにくくする
- 無理な投資や消費を抑える
ことで、景気を落ち着かせようとします。
それがどうして円高・円安と関係あるの?
海外の人から見ると、
- 金利が高い国=お金を預けたら得する国 → 円を買う人が増える → 円高
- 金利が低い国=お金を預けるメリットが少ない → 円を買う人が減る → 円安
つまり、
- 日本が利上げをすると → 円の価値が上がる(円高)
- 日本が利下げをすると → 円の価値が下がる(円安)
という流れがあるのです。
🚢 輸入・輸出にも影響
金利や為替の動きは、わたしたちの暮らしに直結しています。
- 円高 → 輸入品が安くなる/輸出が不利に
- 円安 → 輸入品が高くなる/輸出が有利に
むずかしい仕組みも、「流れ」でつかめば大丈夫!
全部を細かく覚えなくても大丈夫。
- 「日銀が金利を調整してる」
- 「その影響で円の価値が変わることがある」
これだけでも、十分なんです。
【ふわっとまとめ】
- 日銀は「お金の流れの蛇口」をひねっているイメージ
- 利上げ=締める(円高に影響)
- 利下げ=ゆるめる(円安に影響)
📌 図で見るとこんな感じ👇


📊 景気 | 日銀の動き | 金利 | 為替への影響 | |
---|---|---|---|---|
景気が悪い | 利下げ(お金を借りやすく) | 下がる | 円の価値が下がる(円安) | |
景気が良すぎる | 利上げ(お金を借りにくく) | 上がる | 円の価値が上がる(円高) | 。 |
景気に合わせて「金利」を調整することで、お金の流れ方をコントロールしています。 |
🐼 パート⑤|ぴーくまはこんなふうに“備えて”います
最近、「あれ…?なんだか出費が多い気がするなあ」
そんなふうに、なんとなく感じることが増えてきました。
すぐに大きなことはできないけれど、
“ちょっとだけ整えてみる”。
そんな気持ちで、できることから少しずつ始めてみたんです。
📱 家計の見える化
マネーフォワードMEで支出を把握。
「何に使っているか」がわかるだけでも、不安が少し和らぎました。
💰 未来への備え
- つみたてNISA/新NISA/iDeCo をコツコツ
- YouTube・リベ大・本でお金のことを学びながら
- 副業ブログをマイペースで開始
- 転職も実現して収入UP
- 自己投資も忘れずに
🌿 小さな一歩が今のわたしをつくってる
急に全部は変えられないけれど、
知って、動いて、整えていくことで、
「未来のわたし」に安心を届けられている気がしています。
🎀 パート⑥|おわりに
「円高・円安」って、むずかしそうな言葉だけど、
実はわたしたちの暮らしに、すごく身近なものだったんだな…と感じています。
物価の変化に戸惑う日もあるけれど、
“ちょっと知ってみる”だけで、不安がふわっと軽くなることもある。
完璧じゃなくても大丈夫。
大切なのは、「わからないままにしないこと」。
ぴーくまのように、やさしく、ゆるっと、自分らしく。
これからも一緒に“整える暮らし”をつくっていけたらうれしいです🐼
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